CalDAVサービス

前回は、CalDAVのメリットについて書いてみた。
少し細くで、Exchangeでも出来るじゃんという話はあると思うけど、以下の点でExchangeである必要は必ずしも無いと思っている。
・適時通信されているからバッテリーの消費が多い。
・Exchangeのライセンス料
以上の点が気になる。
無料でサービスされているExchangeのサービスもあるから、個人で使うという事であれば、ライセンス料は独自サーバをたてようとしない限り、Exchangeも一つの選択かもしれないが、ここはCalDAVで行う。

CalDAVを使えるサービスは、主に以下のサービスがある。
MobileMe (Appleのサービス)
Google Calendar
Yahoo Calendar (米国Yahoo)
このうち、MobileMeは有料のサービスなのはご存知の方も多いと思う。Appleが行っているサービスなだけに、UIの構成もよく出来ており、文句のつけどころが無い。しかし有料は、ちょっととなると、Google CalendarとYahoo Calendarだろう。
Google Calendarは、gmailを使っている人も多いだろうけど、同じアカウント名ですぐに使えるので利用している人も多いと思う。
しかし、Googleはカレンダーを一つしかシェア出来ない。ここでいう、カレンダーとは、アカウントの事ではなくて、カレンダーのグループと言うか、カテゴリー(例えば、仕事・プライベート等)の様な、種類ごとに分けれるものと思ってもらえればいい。Googleは、これが委任というかたちで全てまとめられてしまうのだ。
それは、大変不便である。せっかく電子デバイスでスケジュールを行うわけだから色などで種類分けしたりしたいものだ。
そこで、Yahoo Calendarは、まだベータ版ながらも、CalDAV形式を用いたカレンダーになっている。アカウントを取得すればすぐに使えるだろう。ただし、米国Yahooなので、UIやヘルプが英語という問題が残る。また、カレンダーを色付けする事が出来るが、ブラウザでYahoo Calendarを開くと残念ながらデフォルトの色分けしか出来ない。iCalやiPhoneのカレンダーには変更した「色」が、反映されるのでブラウザでチェックしないというのであれば、気にならないだろう。

このように、大手3社によるサービスには、多少なりとも差がある。
しかし、同期をして便利に使うという点ではどれも同じなので、あとは自分が行いたい事とニーズを照らし合わせればいいだろう。

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