WWDC2012感想


遅くなりましたが(今更ですかね・・・)、2012年のWWDC無事終わりましたね。
今年の感想は、総じてモバイルだったなぁと。ハードウェアは、MacBookラインナップだし、Mountain Lionはあったけど、iOSもしっかりあったし。個人的にはiMacの新しいモデルなんてのも期待していたけど、あれこれ出しすぎて、中身が薄まるのを嫌がったかな。

iOSは、既に成熟期に入ったと思うんだけど、それでもiOS 6の新機能の量は半端ない。まだまだ出始めのOSか?と思わせる新機能の量だけど、それだけモバイルの世界に合わせていくというのは、絶えず進化し続けることという事なのでしょう。新しい地図は、日本でも使えるのかな?主要都市だけ?地方も再現されているの?と気になるところです。そして、その地図は定期的にアップデートされて行くのか?未採用な土地も後から足されて行くのか?いわゆる導入後のメンテナンスをどういうペースで行われていくのか、気になりますね。後は、渋滞情報。これもアメリカだけなのか、他の地域でも使えるのか?
派手な機能追加だけでなく、電話、メールという携帯電話としての基本的な機能もブラッシュアップしたことは、高評価です。まだまだ、基本機能にも改善の余地があり、より良いものにしようという姿勢が見えますね。
Passbookも日本でも使えるのでしょうか。日本でも使えるかどうかは、Appleだけが頑張ることではなく、サービスを受け入れるお店や、広めるプロバイダー的な存在が必要でしょう。幸い日本ではiPhoneは強いので、Passbookを導入する敷居が低ければ、日本でも普及することが予想されます。ポイントカードなども集約出来そうなので、財布に増える一方のポイントカードなどを集約出来ればいいなぁと思います。
細かい点は、また、リリースされた時(つまり新しいiPhoneが出る時?)に実際に使ってみてですね。

新しいMacBookProについては、分解出来ないとか言われていますが、Apple的には分解される事はよしとしていないし、Airも分解出来ない構造になっているので、そういう意見については、耳を傾けないでしょう。彼らのデザイン哲学は、別世界なので。光学ドライブをなくしたのは、ユーザへの問いかけもあるんではないでしょうか?
実際触ってみましたが、薄いものの、使用感は特に変化ありません。ディスクも使う回数って頻繁には無いので、だったらそのスペースを別の方法で活用する方が、日々に自分のワークに返ってくるので、無くした意味は大きいかと思います。2kgってのは、一瞬持つと軽そうに感じますが、とはいえど、地味に聞いてくる重さだと思うので、軽いマシンを重視する人は、Airでしょうね。

WWDCの舞台上ではない所でも、幾つかアップデートがありましたね。Mac Proも、その一つです。2年前のCPUをアップデートした事に何の意味があったのか?新しいMac Proを出すまでの場繋ぎとしてアップデートされたと見ています(流石に2010年のスペックそのままというでは、売れないと判断したのでは?)。とはいえ、Storeで「New」のバッチが僅か1日で消えてしまったのは、謎です。大幅なアップデートでは無かったけど、変わったのは事実でそれを気づいて欲しかったから、1日だけ着けたか?話題づくりのため?謎ですね。来年新しくするという話もありますが、本当に出るのかどうか、様子を見てみましょう。
AirMac Expressもアップデートされましたね。デザイン、サイズがAppleTVと同じになりました。これ、陳腐な言い方かもしれませんが、凄いイイですね。Appleらしくて可愛いと思いました。特に意味はないけどAppleTVと重ねたくなります。

WWDCは表も裏も含めて大きなアップデートが行われたイベントでした。
少し気になったのは、今までのWWDCと違い少しスッキリした始まり方、終わり方だったなと。最初の「ようこそ」的な画面もサンフランシスコを背景にWWDCと入っていたのが、今回はあっさりとしたストラップのデザインに変わっていましたね。この変は、少しづつCook色が出ているのでしょうか。

早くもWWDC2012セッションビデオが公開されました。この辺りのスピード感も会場に来れなかったデベロッパーに対して(なんせ1時間43分でチケット完売という異常っぷり!)、逃がすまいとするAppleの姿勢が伺えます。

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