Marunouchi,Tokyo shoot by iPhone 5s and edit by FCPX.

iPhone 5sがリリースされる直前、BurberryのiPhone 5sによるティーザー、ファッションショーの撮影が一部で話題になっていました。iPhoneのページには、そのBurberryの事がちょっと取り上げられています。iPhone 5sはカメラ性能がiPhone 5よりも上がっていますが、画素数向上の方向に行くのではなく、素子のサイズを上げて、集光面積を大きく取る作りに変わっています。そしてレンズもf2.4からf2.2と明るいレンズに変更されてもいます。光が沢山入れば明るくノイズの少ない絵が撮れる様になります。元々iPhoneは電話というコンパクトな筐体とは裏腹に、綺麗な写真が手軽に撮れると一部では盛り上がっています。ライトに使えるという要素が一番大きと思いますが、せっかくここまで綺麗に撮れるし、5sは一段と良くなっているようなので、写真ではなく、動画を撮って一本作ってみようと思い、iPhone 5sを入手した翌日21日(土)にiPhone 5sが持つ雰囲気を考えて丸の内(と大手町周辺)で撮影しました。

Marunouchi,Tokyo shoot by iPhone 5s from Kentaro on Vimeo.

特に撮影器具は使わず、両手でカメラをホールドして撮影しているだけです。スッと取り出して、すぐに手軽に撮影出来るところがいいですね。撮影してから、Mac上で確認してみると思っていたよりも綺麗に撮れています。もうちょっと画質的に悪いと思っていましたが、そうでもありませんでした。

編集は、Final Cut Pro Xで行いました。iPhone版iMovieも考えたのですが、せっかくなのでFCPXでしっかり仕上げてみようと。どうしてもボケが得意なカメラではないので、そういう絵は期待できませんが、パンフォーカスな絵作りをしていけばいいだけです。

最近小さいムービーカメラでは、Blackmagic Pocket Cinema Cameraが話題になったり、自分はNEX-5Nのコンパクトさを活かして楽しんでいますが、あえてiPhoneで撮り切って行くのも面白そうだなぁと思いました。向き不向きはあると思うので、うまく使い所を分けたりすればまた色々出来るのではないかと思ったのですが、何よりももっとHD動画を気軽に楽しむ事が出来るなぁと(4s / 5も出来たけど)、あらためて今回しっかりと撮ってみて思いました。

久々ちゃんと編集してつないで一本の動画作品にしてvimeoにup出来ました。NEX-5Nと比較して何かが不便ってことは無いですが、色のプリセットとかの概念が無いため、少し浅めの絵で撮って後で色付けしていく事が出来ないのがもう一声と言いたくなります。それでも今回みたいにいじる事は出来ますが、もうちょっと大胆にいじりたくなると…と。ここまで奇麗に撮れるだけについ贅沢を言ったくなってしまいます。装備を身軽にしてあちこち動き回って撮るのはそれはそれで楽しいですね。

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