Final Cut Pro XでAVCHDネイティブ編集

fcpx_avchd

Final Cut ProはAVCHDがネイティブ編集出来ないなんて声がある様ですが、そんな事はありません。FCPXはAVCHDネイティブ編集可能です。FCP7の時は確かに出来ませんでしたが、FCPXでは変わっています。

FCP7の時はQuickTimeに変換して読んでいたのですが、それが煩わしく即編集したいからこそ、AVCHDネイティブ編集がいいと言う声は理解出来ます。スピード感優先でとにかく編集作業をと言う声はあるでしょうし、FCPXはちゃんと応えてくれます。ご安心下さい。

FCPXでAVCHDを編集するには二つの方法が存在しています。

1.
Final Cut Pro Xの ファイル>読み込む>メディア からファイルを読み込む。
この場合は、ライブラリ内にH.264のmovとして素材がコピーされます。

2.
AVCHD形式で記録されているパッケージを開きmtsファイルを直接FCPX上のイベントにドラッグ&ドロップする。
これだと、mtsファイルの場所はそのままで、ライブラリ内はショートカットが貼られた形になります。

いずれの方式でもすぐに編集作業は開始できます。

ただ、時間的に余裕があるなら、ProRes422以上に変換して作業する事をお勧めします。マシンパワーがあれば関係ありませんが、AVCHDはそれなりに処理が重いです。また、カラースペースが4:2:0なので、カラコレするには向いていません。AVCHD素材をProResにしてもベースは4:2:0なのは変わりませんが、ProRes自体は4:2:2ないしは4:4:4のカラースペースを保持するので、例え4:2:0からいじり始めても、余裕があるのでアーティファクトが起きにくいのです。

この辺りは編集したい内容によりますので、カラコレする必要が無い編集でしたら、AVCHDのまま行っても良いのかもしれません。

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