FUJIFILM XQ1が遂にOS XでRAW現像対応に

XQ1 RAW export from Photos
Photos

待てど暮らせど全然対応されなかった富士フィルムXQ1のAppleのデジタルカメラRAWサポート。当ブログでもなんども取り上げて( その1その2その3 )、Appleのサポートページより要望をせっせと送り(日米両サイトから)、それでも一向に対応されず、その後上位機種の対応があったり、XQ2が発売されちゃったりで、もうXQ1が対応される事は無いかなぁとなかば諦めかけていたのですが、なんと10日にソフトウェアアップデートより提供されたデジタルカメラRAW互換アップデート 6.05でXQ1がXQ2と共にRAWがサポートされました。長かった…。 上記写真は昨日投稿した をRAW現像した絵です。JPEG撮影時はモノクロで撮影していたのですが、RAWでみると当然カラーで記録されているんですよね。Photos(写真)でパラメータを少しいじってRAW現像して写真が上の写真です。 参考までにJPEG撮って出しのモノクロを下記に。

Shinbashi to Yurakucho-Ginza, Tokyo


Apertureがまだ発売されていたら、即買ったなぁと思うのですが、すでに開発も終わった今となっては、このタイミングでのRAW対応…うーん、どうなんでしょう、笑。結局富士フィルムのデジカメはフィルムモードが面白いので、それを考えるとRAW現像するのか?と言われると多分ほとんどしないと思います…まぁ、なんかの時の保険くらいの意味でしょうか。ちなみに、このアップデートはOS X自体がRAWをサポートするので、XQ1のRAWファイルも現像する事なく、Finderからプレビュー等で写真を確認する事ができます。Finderでもサムネイルがしっかり表示されます。これはこれですごい便利ですね。 なお、それまでに撮ったRAWは、直接指定して読み込ませないといけないようです。 PhotosでデジタルカメラRAW互換アップデート 6.05 対応後にRAWを読み込ませると、RAWは表示されてこない。編集モードに入ると 「イメージ > RAWをオリジナルとして使用」 にする事で、RAWを処理する事ができます。処理後は、その値を保持した形で写真に表示されます。RAWで処理すれば、処理した絵が表示されます。オリジナルが見たければ、再び編集から「JPEGをオリジナルとして使用」を選び、右上画面の「オリジナルに戻す」までをすれば元の撮った時の絵に戻る。残念ながらオリジナルと編集後を並べて表示する事は出来ないようです。 デジタルカメラRAW互換アップデート 6.05 の内容ですが、下記カメラがサポートされています。

  • Canon EOS M3
  • Fujifilm X-T10
  • Fujifilm XQ1
  • Fujifilm XQ2
  • Leica M Monochrom (Typ 246)
  • Nikon 1 J5
  • Nikon D810A
  • Olympus STYLUS SH-2
  • Olympus STYLUS TG-4 Tough
  • Panasonic LUMIX DMC-G7

Aperture亡き後、RAWと向き合うには何がいいのか?無難に考えればあそこのあのソフトなんでしょうけど、Aperture後継はあり得ないの?それこそFCPXやLogicProXみたいにApertureXなんてのを期待しちゃうんですが…。 All photos by Fujifilm XQ1

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