その後のApple Watch Sports (3カ月使ってみて)

Apple Watch Sports

色々な期待とともに発売されたApple Watch。僕の手元に発売日翌日来た Apple Watch Sportsも3ヶ月がたちました。
まだ3ヶ月なんですね、気分はもっと長くつけている感じなんですが。

製品発表から発売されるまで半年近くかかり、色々な期待、噂、懸念の声がネットを駆け回っていました。発売された今でもその是非について色々な意見が飛び交っていますね。それぞれの意見にはそれぞれの見解があるわけですが、僕個人がこの3ヶ月使った感想を以下の項目で述べたいと思います。

  • 通知としてのApple Watch
  • 電池について
  • つけている必要があるということ
  • フィットネスとしてのApple Watch
  • 音声入力
  • デザインについて
  • 着信の遅れ
  • 反応していない?Taptic Engine
  • Sportsバンドに色移りが発生

⚫︎通知としてのApple Watch
最初のレビューにも書きましたが、iPhoneを意識する時間は(何か来ていないかと確認する時間も)本当に減りました。今はもうそれに慣れてしまいましたが(人間とはあっという間に変化に慣れてしまう贅沢な生き物ですね)、こんなに意識が変化するんだなぁというのを実感させられます。とにかくちょこちょこiPhoneを見ることが減りました。その分、Apple Watch Sportsを見ている時間が増えているかもしれませんが、笑。ただ、気になるのは基本メール等通知が無いか?なので、下げている手を手元に持ってくるだけで表示されるApple Watchは、iPhoneをポケットから取り出してスリープボタン(電源ボタン)を押して通知を確認するよりもはるかに確認のステップが楽です。なんせApple Watchの画面上部に赤い点があれば、何か通知があることを示しているので、その点があるか無いかを確認してなければ手を下げればいいのです。
また、仕事でバタバタしている時ほど、サッと通知してくれるApple Watchは本当に便利で今すぐ必要な事なのかそうでないかが瞬時に判断できます。これは、大きい。

⚫︎電池について
当初言われていた程電池に関してはセンシティブな状況になっていません。普通に使っていると、2日は持たないかなっていうぐらいは、持ちます。iPhoneに来る通知の量が少ないと2日持ちます。ちょっとしたコツはあるかもしれませんが。

  • 自宅では外してスリープモードにする
  • 寝てる時はスリープモードにする
  • 明るさを一番暗くする
  • 時計の盤面は黒ベースにする

というくらいです。
毎日充電するなら、普通に使い倒して寝る時充電とかでいいと思います。僕は使いきって充電したいタイプなので、2日間持たせる(家に着くまで電池が持つという意味)事を試してしまいます。
ギリギリもたなので、その時は会社でフル充電するか、タイミングによっては充電を諦めます(ないと不便ですが、死ぬわけでもないので)。
盤面の黒ベースについては、Appleからは公式に言われていませんが、どうやら有機ELが使われているらしいという事が、分解報告から上がっています。有機ELは、「黒」状態の時は、オフの状態を示すので、バッテリー消費を抑える事になります。クロノグラフで盤面の色を明るい色に変えると、バッテリー消費は速くなる事になります。

⚫︎つけている必要があるということ
ずっと手首につけているのはうっとおしいという人もいると思います。かくいう僕もそれまで会社着くと時計を外す癖がありました。Apple Watchの恩恵を受けるには当たり前ですが、手首につけてないといけません。僕が使っているApple Watch Sports 42mmは、重いと感じるほどではないので(ケースが30g、バンドが51g)そこまで気になる程でもありません。Apple Watchはその性質上手首にしっかりとつけていないといけないので、最初締め付けている感覚もありましたが、それも次第に気にならなくなりました。

Apple Watch Sports

⚫︎フィットネスとしてのApple Watch
Apple Watchが発表された当初、その発表される前からフィットネスに関する話は色々出ていました。先行して他社が発売していたスポーツに特化した製品もあり、FitBitなど一時興味を持った時期もありましたが、一時的なものだろうと思って手を出しませんでした。ただ、日常的な運動量というのはずっと気になっていたのですが(言うほど運動出来ていないという自覚はあったので)、Apple Watchで計測出来る運動量についてはオマケ程度に見ていました。ところが、いざApple Watchをつけてみたら、このフイットネスによる計測結果が確認出来るのが思っていたよりも気になり、数字として見せられるとどれくらい動いたのかが目安になるので結果的にかなりハマる事になりました。ただ、正確性については疑問もあります。特にスタンドが怪しい。ずっと座っているのに、立てと言ってこない。どうも手をグルグル伸ばしたり動かしているだけで、立っていると判断しているのではないか?という疑問はある。そういう意味ではとは言え体は動いているという事を確認する程度かもしれないが、それでもなにかしらの数字でその結果が見える事はありがたい。

⚫︎音声入力
キーボードが無いApple Watchへの入力は、ボタンをタッチするか、音声入力になる。当初この音声入力には、懐疑的な声も多かったと思う。僕自身も疑問はあった。ただ、実際使ってみると…Siriの実力には改めて感心させられた。iPhoneからでもSiriの能力は変わらないはずだが、なぜかApple WatchからのSiriにはiPhone以上に感心させられる。長い文章程、正確に反映する傾向があるようなので、iMassageの返信には重宝している。ちょっとした短い文章は、デフォルトの返信として登録が出来るので、ひとまず返事だけを返信するだけの目的で設定しておくと更に便利じゃないだろうか。

⚫︎デザインについて
シンプル(ミニマリスト)なデザインがAppleの特徴でもありまうが、Apple Watchもかなりシンプルです。本当に余計な飾りが無い。でも、飽きそうで飽きが来ない、このバランスがAppleデザインだと思います。必要以上に主張しない感じがさらっとしていてイイと思っています。Apple Watch着けています!なコテコテした感じだと、正直ちょっと萎えちゃいますよね。普通の時計と同じようにバンドを変える事が出来るのもApple Watchの特徴ですよね。Sportsバンドを除くとなかなかご機嫌なお値段なのがちょっとアレですが、とはいえSportsバンドが安いからちゃっちいという事もありません。触り心地はやわかく手によく馴染みます。白にしましたが、グリーンとかもイイなぁとちょっと思い始めています。気分によって色を変える感じでバンドを持つのもイイかもしれません。
僕が使っているApple Watch Sportsは、表面がアルマイト処理されて、表面が非光沢感ある感じですが、全然気にならずSporsバンドとバランスの調和が取れている感じです。

Apple Watch Sports

いい事づくめな感じで書きましたが、そうじゃないと思う部分もあります。

⚫︎反応していない?Taptic Engine
Taptic Engine が時々反応してい無い気がする。
そうなんです、通知が来ているのにTaptic Engineが反応していないと感じる事があります。極稀にと言うくらいで、どういうケースで起きるのかがまだわかりきれていません。ちょっと手首から緩い時かもしれません。ただ気ずいていないだけの可能性もあります。とはいえ、どうも時々反応していないと感じる時があります。

⚫︎着信の遅れ
着信がiPhoneが先に来てApple Watchが遅れる。
これもスムーズに来る時もあれば、ワンテンポ遅れてくる時があります。そういうもの?そういうものなのかもしれません。致命的では無いのですが、時々気になります。

⚫︎Sportsバンドに色移りが発生
ジーンズ生地のシャツを着た時に、白いスポーツバンドが薄っすらと青い…。完全に色移りですね。石鹸等で洗ってみたのですが、残念ながら色は落ちきれません。長く使っていると(擦れたりしてだと思いますが)そのうち色が落ちていくのですが…。それ以外にも少し汚れが目立つ時があるので、バンドはちょくちょく外して、石鹸をつけて洗っています。

こんな感じのイメージですが、個人的にはApple Watchはめちゃくちゃ満足していて、当面普通の時計じゃなくていいと思っています。やっぱ通知機能は大きいポイントですね。ただ、どこまで万人受けするか?はわかりません。やっぱ時計は携帯以上にファッションアイテムであり、ガジェットを求めているかは人によって別だからです。もうちょっと電池が持てばと思う時が稀にありますが、基本的にそれが全体を左右する問題になるわけではありません。
watchOS2についてもWWDCで発表され、ますますその活躍の幅が広がるだろうと期待しています。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください