Apple + Cisco iOS分野で提携

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8月末に、iOS分野でAppleがCiscoと提携していく事が発表された。
IBMとのエンタープライズ分野での提携は記憶に新しく、その後エンタープライズ向けのアプリは適時投入され続けている (過去記事その1その2)。
Ciscoとの提携もAppleが積極的に(苦手な)エンタープライズを推し進めていくのだとしたらIBMのケースが既にあるのでそこまで大きな驚きではないが、詳細はわかっていない。IBMの時も、すぐに何かが表面化して発表されたわけでは無いから、少し時間が必要なのかもしれない。
とはいえ、早速CiscoのWEBサイトにこの提携によって出来たであろうサイトが出現しています (中身はほとんどありませんが…)。

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プレスリリースを見て現時点でわかっている事は以下の事だ。

  • Fast Laneの構築
  • デスクの電話とiPhoneとの間でシームレスな体験
  • iOSに最適化された体験となるモバイル、クラウド、そしてCisco Spark、Cisco Telepresence、Cisco WebExといった事業所内の横断的なコラボレーションツールを提供

テレコミュニケーション分野でCiscoと提携して行くのは、iPhoneにとっても大きい意味を持つでしょう(日本でどれくらいのCiscoのそれが広まっているのかわかりませんが)。気になるのは、「Fast Lane」。これが何をさしているのか?新しい独自プロトコルとは考えにくいですが、具体的にどういう手段をもって「Fast Lane」というのか気になります。

今後数カ月のうちに何かが見えて来るのではないかと思われ、その動きが気になります。

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