Appleと日本の雇用

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先日の富嶽三十六景のページに続き新たに「Appleの雇用創出」という新しいページが立ち上がっています。今まで、米国側や、グローバルという形で、数字を公表していましたが、日本独自の数字を扱うページを立ち上げたのは初めてです。

それだけ日本市場がAppleにとって、販売、生産両方の側面で大きな意味ある国だということでしょう。
このページを見るとなかなか興味深い数字が出ています。

Appleの社員の数は2900となっていますが、日本のApple Storeはカウントされていないということでいいのかな?(Storeは米国の直轄下の扱いのため、一般的にApple Japan(という言い方は公式には無いが)というとApple Storeは含まれない)。
この2900と言う数字がどれくらいの数字なのか?少し他と比べてみましょう。

・日本マイクロソフト 2096人
・アドビシステムズ株式会社 約300人
・Google日本法人 約730人
・シスコシステムズ合同会社 1130人
・日本IBM 16111人(2008年データ)

いずれも日本法人で比較してみました。

なお、最新の米国Appleの社員数は59869名だそうです。
(2015年データによるとですが。)

米国と比較して日本は5%の社員数なんですね。ただし、米国の場合は、開発の人間も含まれていますし、Storeの数も全然違うので5%という数字の意味はこれだけでは判断不能です。

Apple_japan_supplierpartner

また、ページ後段には、一部サプライヤー名の企業ロゴとともに関わっている内容を紹介しているのも興味深いです。Appleにしては、珍しくAppleだけでは成り立っていないということを、米国ではない地域のサイトで紹介しているのも珍しく、なかなか興味深い動きです。