
久々Apple Watchネタです。9月のイベントでApple Watch Series 2が発表され、初期モデルApple Watch (第一世代)はCPUだけデュアルコア化されたSeries 1として価格も大幅に下がって販売されています。既にApple Watch Series 2もSeries 1も発売されていますが、品不足は解消されたのでしょうか。今回は僕がApple Watch (第一世代)を発売日から入手して使ってきた中から感じたことを通してSeries 2、Series 1そして第一世代について感じていることを書いてみました。
2015年4月24日に発売されたApple Watch。過去、何度かApple Watchを使い続けた感想を上げています。
・その後のApple Watch (8ヶ月過ぎて)
・ その後のApple Watch Sports (3カ月使ってみて)
・Apple Watch Sport インプレッション
・Detail of Apple Watch Sport. -Apple Watch Sportの詳細-
・来たぞ、Apple Watch Sport -Apple Watch at Isetan Shinjuku で購入-
17ヶ月過ぎてどうなったかと言えば、初期の頃の感想にいい意味で変化が無いということ。今でも買ってよかったと思うし、手放せません。さすがにコロコロ変える(買える)ものでも無いのでSeries 2は見送りますが(試してみたいのですが)、じゃ旧モデルがダメか?というとそうは思っていません。
唯一の問題(?)は、それまで使っていた普通の時計を使わなくなり、眠らせてしまってる事ですね…。
それまで使っていた時計によるんだと思いますが、重いとは思いません。クロノグラフの時計で軽いのが好きだったのですが、それと比較しても軽いと感じています(あくまで自分が持ってるのと比較してですが)。
Series 2でGPSが搭載され、耐水性能が強化され、Apple Payが使えるようになりますが、これがないSereies 1および旧機種がダメなのか?といえば、そんなこともないのではないか?1ヶ月初代Apple Watch (Sport)を使ってきた観点からの感想です。初代機を使っての感想なのでSeries 1に当てはまる部分が多いと思います。

・水が全然ダメな訳じゃない
Apple Watch(第一世代)とApple Watch Series 1は水が全くダメなのか?というとそんなことはありません。耐水性能は有しており、手洗いや雨などに対しては問題ありません。AppleのSupportページにも表記されています。IPX7等級の耐水性能があり、IPX7とは防浸形で30分ぐらいなら1mの深さの水に落としても浸水しないことを指しています。つまり、日常的な生活レベルだったら問題ないと言えます (30分大丈夫だというのなら、30分に限定して泳いでもいいのではないかと思うかもしれませんが、防水じゃないのでオススメ出来ません)。
・GPSの必要性
iPhoneがなくても内臓GPSによって正確に距離、速度、ペースを測ることができるわけですが、それらが実力を発揮するのはワークアウトのときです。ワークアウトをほとんどしない、自転車に乗るときはiPhoneも一緒など、ワークアウトに求めるものが限定的であるなら内臓GPSを活用する機会が逆に少ないのではないか?と思っています。現に、普段僕は走ることをしていないので(健康を考慮したらするべきなのでしょうが)、内臓GPSが必要なケースというのはほとんどありませんでした。これを機にSeries 2を買って、運動を開始するというのはいいかもしれません。
・Apple Pay
iPhone 7があれば、そちらでApple Payが使えるのでApple Watchで使えなくても影響は少ないのではないかと思います。改札でカードをかざす場所は右手側にあるのですが、一般的に(特に男性は)左手側に時計を着ける人が多いと思うので、そうなると改札を通るとき左手を右側の改札の上にかざすのはやりにくいのではないかなと。Suicaが使えるようになりますが、関東圏以外の人にとっては、電車で活用するケースが限られるのではないか?と思う点。首都圏でもPasmoの人は活用できない点。だったらiPhone7があれば十分じゃないのかなと。
・AppleCare+ for Apple Watch
普段iPhoneではAppleCareに入らないのですが、なんとなく、初のデバイスだし、いろいろ未知なところもあってAppleCare+ for Apple Watchも買いました。が、買ったもののこのサービスを使えていません。電池も急にダメになってきたとかないので、AppleCareを使って電池交換の必要性もせまれれていないというところもあります。最後の有効月の時に一度電池容量は見てもらおうと思いますが。
このApple Watch Series 2の目玉機能に対して冷静に捉えるなら僕個人が思ったのが上記感想です。とはいえ、新しいのが買えないことへの自分を納得させる言い訳かもしれません…。
では、逆にApple Watch(第一世代)とApple Watch Series 1でも十分だと思う理由。
・通知
圧倒的に僕がApple Watchによって変化した部分がまさに通知です。これによってiPhoneから解放されたことが大きいのです(解放と言ってもポケットには入れていますが)。ポケットを意識しなくていい、手首だから見落とす事が減ったというのが大きい。この通知のために存在していると言ってもいいくらい助けられています。過去のレビューでも通知のことをたくさん取り上げています。
・電池
なんだかんだで1日は十分持っています。寝るときはお休みモードにすれば、1日半くらい持ちます。なので、家で充電、会社で充電、家で充電を繰り返している感じです。色々立て込んでいる時は、毎日寝る前に充電すれば、それで十分です。電池が切れちゃってという心配もないですし、Series 2になったからといって電池性能が突然2日持つようになるわけじゃないですから、結果的に十分なのです。
・アクティビティの記録
運動は少なくても徒歩による出社、職場、帰宅の中での移動はそれなりにあると思います。それらをApple Watch(第一世代)とApple Watch Series 1でも記録できますが、それでも十分なくらいのデータは集めることが出来ます。日常の中の運動量の記録であれば十分なのです。
パフォーマンス
・唯一Apple Watch(第一世代)とApple Watch Series 1で違うのがパフォーマンスです。Series 1は第一世代と違ってデュアルコア仕様になっています。おそらくこれによってレスポンスが相当良くなっているだろうと思います。ですが、Apple Watch最大の武器は僕は通知だと思っているので、ちゃんと通知をくれてサクッと見たければiPhoneを取り出せば良くて、そうでなければ普通にApple Watchを操作すればいいのです。それで十分なのです。もちろん早いに越したことはないのですが、だからと言って第一世代がどうしようもなく遅いとかいうこともありません。
これが、僕が今持っているApple Watch (Sport / 第一世代)への感想で、そのままでも十分だと思っていることです。Series 2が出て、Apple Watch Sportという名称がなくなりました。なので、ある意味18金のゴールドApple Watch Edition (Series 2でセラミックになっていますが)同様Apple Watch Sportは、もう手に入らないApple Watchなのです!(あくまで最新Apple Watchが買えないことに対する言い訳とお聞きください)。

気分によって、バンドを変えるという方法もあると思います。
もちろん、文字盤のデザインを変えるのもいいでしょう。
僕は、クラシックバックルをプレゼントされたので、Apple Watch Sportを買った時についていた白いエラストマーのスポーツバンド、黒いクラシックバックルを気分によって付け替えています。
白いスポーツバンドはやはり「The Apple Watch」という感じです。
一方で黒いクラシックバックルは、バンド自体が目立たないのでさりげなくApple Watchを身につけている感じです。


17ヶ月も使っていると愛着もわきますし、若干ですがボディ本体に傷もできています。傷については最初めちゃくちゃショックでしたが、まぁ仕方ないかなぁと。傷というか少し凹みになっている感じです。幸いというか、気をつけているからというか、ガラスの部分にはなにも起きていません。保護シールとかもあるようですが、Apple Watchに保護シールはなんかダサいと思ってつけていません。
気が早いですが第三世代はどこで切り替わるのでしょうか?個人的には今回Series 2が出るまでに16ヶ月要したわけですが、次回もそれくらい、もしくはもっと長めの24ヶ月くらいで入れ替えるでいいのではないか?とも思っています。なんせ時計という趣向品は携帯電話とはまた少し位置付けが異なるので。せっかく買う時計ですから、大事に長くそしてある意味普遍的に使いたいですよね。