Apple綱島デベロップセンターがいよいよ稼働へ

2015年の3月末に報じられたAppleがアジアに初の開発拠点を横浜の綱島デベロップセンター(TDC)に開くニュースですが、その後あまり話も出ず進行が少し遅れているという話も出ていましたが、先週内閣菅官房長官が見学に行ったようで日テレNEWS24が報じています。
3月までに稼働させるようで噂されていたTDCがいよいよ動き出すことになります。Appleがあそこでどういう展開をするのか?日本でコンポーネントを開発している会社との関係だけでなく、アジア近辺との連携も取る場所になるんじゃ無いでしょうか。また、これが出来ることでどういう雇用が発生するのか?人材採用のページをみると勤務地に神奈川県を指定している募集も行っているようでTDCに向けた人材探しもすでに始まっていることがわかります。

神奈川というか横浜にはApple Storeはありませんが、TDCが出来ると何か変化が出てくるのでしょうか?何れにしても気になる場所ですね。

Final Cut Pro X 10.3.2 / Motion 5.3.1 / Compressor 4.3.1がマイナーアップデート

proappsupdate


LogicPro Xが先日10.3になったのと連携してか(直接の関連性はアップデート項目に見えてこないが)、Final Cut Pro X、Motion、Compressorのマイナーバジョンアップが提供されています。
アップデート内容は以下の通りとなっています。
パフォーマンス改善の内容ばかりですが、機能追加も大事ですが、パフォーマンスもそれと同じくらいか、場合によってはもっと重要なので、ちゃんと改善されたバージョンをリリースしてくれるのは助かりますね。

Final Cut Pro X 10.3.2

  • オーディオファイルのカスタムフォルダをサウンド・エフェクト・ブラウザに追加できます
  • オーディオのみのクリップでリップル削除を使っても、選択範囲が無効にならなくなります
  • 再起動後もオーディオメーターのカスタム幅が保持されます
  • 非常に長いプロジェクトの編集時のレスポンスが改善されます
  • H.264ファイル書き出し時およびフレームレート変更時のパフォーマンスが改善されます
  • Compressorを使ってProRes 4444ファイルを透明度付きで書き出すときに、正しいアルファチャンネルが作成されます
  • 複数行タイトルの行間に対する調整が最初の行のみに適用される問題が解決されます
  • ロールが混在する第2のストーリーラインがタイムライン内で重なる問題が解決されます
  • Apple USB SuperDrive経由でFinal Cut ProプロジェクトからDVDを作成できない問題が解決されます

Motion 5.3.1

  • 複数のカメラビヘイビア使用時の安定性が改善されます
  • H.264ファイル書き出し時およびフレームレート変更時のパフォーマンスが改善されます
  • “タイムコード”テキストジェネレータ使用時の安定性の問題が改善されます
  • 再生時にカーソルがマーカー上を動くときの安定性の問題が解決されます
  • ナッジ・キーフレーム・ショートカット使用時の安定性の問題が解決されます

Compressor 4.3.1

  • 分散エンコーディング使用時にフェードイン/フェードアウトフィルタが正しく適用されます
  • ダブルバイト文字の言語の使用時にディスク名およびタイトルが正しく表示されます
  • “ターミナル”経由でCompressorの使用時にロケーションパスが考慮されます
  • H.264ファイル書き出し時およびフレームレート変更時のパフォーマンスが改善されます
  • Compressorを使ってProRes 4444ファイルを透明度付きで書き出すときに、正しいアルファチャンネルが作成されます
  • Animation、PNG、Cinepak、WMVを含む32ビットコーデックを使用してファイルを処理できない問題が解決されます
  • Touch Bar上のマーカーボタンが正しく表示されない問題が解決されます
  • Apple USB SuperDrive経由でFinal Cut ProプロジェクトからDVDを作成できない問題が解決されます

すでにソフトを持っている方はApp Storeから無償でアップデートできます。

Apple Union Square in San Francisco (2016アメリカ旅行)

Apple Union Square


300 Post Street
San Francisco, CA 94108
(415) 486-4800

Apple Union Square

サンフランシスコに行った時も、Apple Storeによって来ました。Apple Union Squareです。特に、このApple Union Squareは、昨年2016年5月21日にオープンし、Apple Store 店舗の中でも、今後のモデルケースとなるべき要素が詰まった旗艦店の一つと言われています。

Apple Union Square
Apple Union Square
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Appleはディスプレイをどうするのだろうか

Taken by iPhone 7

昨年AppleはひっそりとCinema Displayの販売を終了している。後継の4Kないしは5Kモニタが出てくると期待されていたが、MacBook Proと共にアナウンスがあったのはLGの5Kモニタ4Kモニタで、Appleはその開発に協力しているという内容だった(協力の詳細は不明)。

現在のAppleのラインナップを見れば、主力機はモニタが着いているiMac、MacBookを中心としたノート系で、外部モニタを必要とするMac Pro、Mac miniはAppleの中でも全体需要からすれば、わずかな数だろう。まして、プロ用途の中で使われるMac Pro、低価格を売りとしてデスクトップ機が欲しい人に用意されているMac miniの使われ方を考えると、それぞれ、特殊な個性があるので、Appleのモニタを一緒に使う人がどれくらいいるだろうか?
また、コスト競争を考えても、他社に対して強みを出せるか?と言えば、厳しいと言わざる終えないだろう。そういう事情もあって、純正モニタをやめたと考える事も出来る。もちろん、Appleブランドで揃えたいという声はあると思うが、その声の中のどれくらいの人が、Appleモニタを買ってくれるかというと…。

では、このままなのか?iMacでAppleはモニタを作れる事を実証している(だからこそCinema Display復活の声はあるのだが)。パネルというデバイスで言えばiPhone、iPad、Apple Watch、iMac、MacBook、MacBook Air、MacBook Proと多くのデバイスで必要としているだけに、Cinema Displayのパネルの価格が問題になるだろうか?(パネル供給メーカーが複数いる事は知っている) まして、5K iMacがあるだけに、同じパネルを使えばそもそものパネルの価格は抑える事が出来るだろう。となると、問題はパネルではなく製造コストという事だろうか?内部パーツを共有出来る部分はあったとしても、アルミの削り出しなどは共有出来ないので、製造コストの問題は残る。

それらの問題がある事は、確かだと思うが、一つ不思議な現象が起きている。

Apple Storeには、売っていないものは置かない。所が、Apple Ginzaに行くと、Mac Pro、Mac mini に着いているモニタはCinema Displayなのである(トップ写真)。Apple自身がAppleブランドで揃える事の意味を飾っている。既に出荷が始まっているLGのモニタを置く事は出来ただろう。なのに、もう買えないCinema Displayである。ちょっと奇妙でもある。
高くてもAppleマークがついたディスプレイが欲しいという声を探しているのだろうか?それとも単に展示場の見栄えの問題か?

個人的には他社と比較して競争力のある価格のAppleマークがついたモニタが出て欲しいというのが本音である。

ドトールはスイカで払って、Tポイントを多く得よう

DOUTOR COFFEE

iPhone 7 + Softbankカード + Tポイントの活用ネタです。

ドトールコーヒーは、Tポイントを貯めることが出来るカフェです。お会計時、Tポイントカードを出すと、ポイントを着けてくれます。100円で1ポイント貯まるので、普通にコーヒー飲めば、値段分Tポイントが溜まります。

お支払いは、カードが使えず現金かSuicaです。Tポイントが既に着いているので油断しがちですが、支払いはSuicaで行いましょう。そうするとSoftbankカードからSuicaにチャージした分は、それはそれでTポイントが付きます。ある意味、Tポイントの二重取りが出来るんです。

なかなかお得だと思いませんか?
ドトールは全国に1116店舗あるようなので、どこでもいいから一息つきたい場合、ドトールにして支払いをSuicaにする事でお得にTポイントを得ることが出来ます。

The San Francisco photography of FUJIFILM X100S-27. (2016アメリカ旅行)

The San Francisco by FUJIFILM X100S.

カレンダーは2017年ですが、2016年のアメリカ旅行のネタがまだ残っているので書きます。
前回のフェリービルディングからケーブルカーに乗るまで海沿いをのんびり歩いていきました。

The San Francisco by FUJIFILM X100S.

ケーブルカーはあえて言うまでも無いくらい有名だと思いますが、風が気持ち良くよて最高でした。
ケーブルカーに乗るには現金が必要です。アメリカの有名観光地なのにカードが使えません。特にそういうアナウンスを頻繁にしているわけではないので、注意が必要です。

The San Francisco by FUJIFILM X100S.

ゆっくりと時間をかけて歩いて、のんびりとケーブルカーで市街まで戻ってきましたが、いい時間でした。ケーブルカーは、座る場所を狙ってさっさと動く必要があります。うまく外に面した場所に座れると気持ちいいですが、立ってまで外側に乗ろうとする人もいるので、運次第というとこもあります、笑。

The San Francisco by FUJIFILM X100S.
The San Francisco by FUJIFILM X100S.
The San Francisco by FUJIFILM X100S.
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Final Cut Pro 7のタイムラインをFinal Cut Pro Xへタイムラインを移行させる

xml_fcp7_fcpx


未だFinal Cut Pro 7 (FCP7)を使っている(いいソフトですからね)というかた、また他のノンリニア編集ソフトを使っている方、iMovieを使っている、色々いるかと思います。
あらゆるソフトの共通の悩みですが、特に編集系ソフトの厄介なところは、編集ソフトを変える時、バージョンアップさせた時に過去の資産をどうするか?です。ドキュメントソフトのようになんとなく中身が見たいから開ければいい(文章が読めればいい)のでは無くて、タイムラインがちゃんと再現されるのか?という事が重要です。

これはどの編集ソフトも共通な問題です。FCP7時代にAppleはXMLフォーマットを使う事で他社ソフトとのやり取りを実現していました。スタンダードなXMLを使ってやり取りするという発想は突然出て来たものでは無く、古くはEDLを使って、リニア編集のタイミングを再現してたのを、より現代的なフォーマットに置き換えたのがXMLと言っていいと思います(EDLも未だに多く活用されていますね。XML自体は編集ソフト専用フォーマットでは無く、HTMLに代表されるW3Cに策定・勧告されている正式なフォーマットの事を指しています)。

timeline_fcpx

・・・FCPX 10.3で更に進化したタイムライン・・・

FCPXはこのXMLフォーマットを使った”.fcpxml”という拡張子のXML形式でやり取りできるようになっています。他の編集系ソフトがこのFCPXが対応しているXML形式”.fcpxml”に対応していれば相互でやり取り出来るようになります。
FCP7は、”.fcpxml”のやり取りは出来ません。FCP7は別のXML形式”.xml”でやり取りするので、”.xml”と”.fcpxml”が変換出来れば、両ソフトでやり取りが可能となります。

一般的なPhotoshopとIllustratorで違うように、”.xml”と”.fcpxml”で拡張子が違うからという問題ではありません。
XMLとは汎用的なフォーマットで使用者自身が独自のタグを定義することが出来るため、XMLの中身に関しては統一のタグがあるわけではありません。各ソフトウェアがXMLファイルの中身を見てタグを独自で解釈して自分のソフトウェア上に展開する必要があります。
なお、FCP7の”.xml”は、当時FCP7の勢力を表しているかのようにほぼ他社編集ソフトでも扱えます。

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