バニラエアはどうだったか?

VanillaAir

2019年10月26日を持ってバニラエアは運行が終了し、Peach Aviationと統合して、11月1日よりPeachブランドに統一されました。

As of October 26, 2019, Vanilla Air ceased operations and merge with Peach Aviation, becoming a unified Peach brand on November 1.

初のLCCでしたが、気になっていたのは乗り方〜乗り心地でした。
LCCはサービスは全然ない、狭い、だから安いと言われていただけに、実際どうなんだろうか?と。

そもそも、バニラエア(Vanilla Air)は、ANAホールディングス傘下にある航空会社です。当初はANA、エアアジアが設立したエアアジア・ジャパンが母体となっています。いわゆる考え方の相違により、ANAホールディングス100%の子会社となり、現在に至ります。

成田第3ターミナルからの登場になります。チケットはWEBから事前よくは出来ますが、チェックインは当日カウンター越しに行う必要があります。これは、LCCは登場荷物の数の制限と重量の制限が厳しいので、厳格にそれを守ってもらうためには機械を使ったオートチェックインを良しとしないのかもしれません。また、どのみち色々問い合わせを受けるなら・・・と言うのも人件費とシステム運用費で考えるとコスト的に色々考えるところがあるのではないかと勝手に考えます。

搭乗するには、待ち合わせ場所で待って時間が来たら席順に呼ばれてバスに乗って飛行機まで移動します。そこから、タラップを昇って搭乗です。これはこれでいいのですが、やっぱ、搭乗ゲートからボーディング・ブリッジを渡って飛行機に乗りたい気分。これがLCCなのかと実感です。

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待合場所にある売店。機内で買うよりもここで買ってく方がいいかも。
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無印良品デザインのベンチというか椅子です
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飛行機へと移動するバスないから
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こんなポジションから見えるのもそれはそれで・・・とも言える

指定の席を見つけて座ります。思ってたよりは狭くない…。いや、それでも、狭いんですよ。ただ、気持ち的にはもっと狭いのかと思っていました。ちょっとだけ、足元隙間あるかなという程度です。荷物は、リュック一個だったので、足元にすんなり治りました。ただ…やっぱシートピッチは狭いのを実感します。座って前を見ると、前の座席の距離が近い…。そっかぁ、こんな感じなんだぁと感じながら、離陸。Wi-Fiはついていませんが、せっかくなので試しに机を広げてMacBookProを立ち上げて見ました。
せ、狭い…。
失敗です。15インチMacBookProではちょっとオーバーな感じです。
12インチのMacBookや、iPadなら大丈夫そう。

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足元はこんな感じです。超絶きついわけじゃないけど、ちょっと体大きい人にとっては大変そう。
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一個前の席がかなり近く感じます
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シートは革張りです。本革かは不明です・・・
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15インチ MacBookProにアクセササリーを広げちゃうともう限界です。その前にピッチが狭いので、手元に余裕がなくて大変ですが。
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機内案内の冊子等。この辺は普通な感じです。

バニラエアといえば、特性とろ〜りクリームパンらしいのですが、今回はお預け。
ビジネスとかのクラス分けがないので、座ると隅から隅が見渡せます。
また、機内エンターテイメントもなく、Wi-Fiもないので、寝ない人は何かしら暇つぶしがあった方がいいかもしれません。空飛ぶ高速バスみたいな感じです。

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クラス分けがないので、端まで見えます。なんだか不思議な感じ。
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当たり前ですが、外の景色はどの飛行機に乗っても同じで最高です

そうこうあれこれしているうちにあっという間に、関空に。
関空では、LCC関係なく普通にボーディング・ブリッジから空港内へ。乗るときはLCC感満載ですが、着陸後は普通のフルキャリア機と同じでした。

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そうこうしているうちに到着です
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関空は綺麗でした

アレコレ書いていますが、別に超嫌とかではなく、これはこれで楽しかったです。
どうしてもコストダウン感は見えてしまうのは仕方ないと思いますが、だからと言ってすごい雑な感じでもなくちゃんとデザインされているし、CAさんも素敵でした。同じ電車でも新幹線に乗る時と在来線に乗る時では気分が違うので、そういうことかもしれません。飛行機が、身近な乗り物になって来たという意味ではLCCの貢献度は高いので、限られたコストでどこまでクオリティを維持するか?などがさらに期待される気がしました。

All photos taken by iPhone 7

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