昨年、秋にもう一カ国行っていました。台湾です。エクスペディアの格安旅行プランで、LCCのVanilla Airを使って台湾に行きました。
初のLCCで海外、初の台湾です。
Vanilla Airには、台湾へ行く前に、一回関空との往復で遊びで乗っています。

成田第三ターミナル
LCCは成田第三ターミナルから乗ります。この第三ターミナル、国際空港という名前とは裏腹なクオリティの建物です。チェックインカウンター等々あるので、空港と言えば空港ですが、高い天井と窓から降り注ぐ光と大きい出発時間を表示する電光掲示板は無く、チェックインカウンターはあるものの、天井は低く、電光掲示板もいわゆる大型モニターによる表示で、正直これから海外に行くんだ！という、一種の飛行機による移動の独特な演出を感じる部分がほとんどありません…。無味乾燥とでも言いましょうか、LCCの簡略化、格安さというのは、空港のこういう部分にまで現れています(空港使用料の問題からそういう作りになっているのだと思いますが)。

食事出来る場所はありますが、フードコートになっています。金額は安いのもあるので、ここは空港料金仕様になってないのは嬉しい処です。

出国ゲート通過後
何もないと思ったら、免税品を売っているお店は一応程度にありました。思ってたよりもサイズが大きい。でも、利用しているお客さんがいっぱいというわけでも無く。LCCの海外便がいっぱいというわけでもないので、利用者が多くないというのもあるのかもしれません。

1店舗だけカフェがあるので、先に出国ゲートをくぐってここでノンビリというのもいいかもしれませんも。LCCだと、ラウンジはないので、出国ゲートを抜けた後で飛行機乗る前にゆっくりしたい人にとっては、大事な場所です。

空港の商売として、もっとお金を落としてくれる作りにすればいいのに…と思うのですが、フルキャリア機の方を使ってもらうための区別なんでしょうね…。

LCC機では、機内食、飲み物は有料です。事前に搭乗口手前のロビー等の自販機でペットボトルが買えるので、飲み物だけあればいいという人は、ペットボトルを買っておくのをお勧めします。値段は、普通の150円でした。

搭乗

搭乗は順番に呼ばれます。いくつかのグループに分けて後ろ側から順番に呼ばれます。飛行機は通路が狭いので、少しでも時間を抑えて効率よく乗って貰うためには、後ろ側から入れて行くのが効率いいですよね。

国際線と言えどもLCCです。搭乗ゲートは無く、1Fまで降りていって歩いて飛行機まで行ってタラップを登って乗ります。ある意味、飛行機を目の前で間近に感じる事が出来るという意味では、LCCの方が機体との距離が近い感じもしなくもありません。が、個人的には、搭乗ゲートから入って行くのが好きです。

乗ると、同じシートがズラーッと並んでいるのが直ぐにわかります。フルキャリアの飛行機と違ってVanilla Airはクラス分けが無いので、前から後ろまで壁がなく全て見渡す事が出来ます。
そして、当たり前ですが席が狭い。それこそがLCCであり、サービスレベルもそれなりという事なのですが、やっぱ狭い。前の席の圧が…近い。

前の席の下に足を置いたりカバンは置けますが、シートピッチが狭いので、膝部分の余裕はほとんどありません。

これはもう移動する為の乗り物という風に割り切るしかありません。言うなれば深夜バス(乗り心地的な意味ではなく)です。少々の窮屈さを受け入れて、目的地に安く移動する為の飛行機の形をしたただの乗り物という感じです(ちょっと口悪くてすみません)。そういう風に見るべきでしょうね。

飛行機に乗って目的地まで行く時間、つまり飛行機に乗っている時間、それがエコノミー席であっても楽しみで…という人にはちょっと(いや大分か)、物足りないと思います。
LCCなので、ご飯もドリンクも出てこないので…。

これはこれで全然ありなのですが、そんなことを思いました。
さて、無事台湾到着です。

台湾では色々写真を撮りました。一年前と今更ですが数回に分けてアップして行こうと思います。