MacBook Pro(2016)を修理 2回目

MacBook Pro 2016 return from repair

ちょうど3年前に買ったMacBook Pro 15(2016)ですが、AppleCareが間も無く切れる事もあり、キーボードも再度微妙なときがあるので、Apple 銀座 Genius Barに持ち込みました。
一度2017年5月にキーボード交換を実施しています。

今回Apple 銀座に持ち込もうと思って気にした点は以下です。
・キーボードの反応が悪い時がある。ごく稀に二度打ち。
・モニタ角の保護カバーがちょっと割れちゃってて変えたい。

この二点でした。

MacBook Pro 2016 return from repair
しっかりした箱に入って送られてきますので安心です。
MacBook Pro 2016 return from repair

持ち込んだ所、以下の話をストアの人に言われました。
・Storeで出来るキーボード交換は特定のキートップのみの交換が可能。
・USBの差し口が緩んでいる (これは予想外の指摘。確かに気にはなっていたのだが。)
・モニタ保護パネルの交換はトップカバーとして丸ごと交換になるが、無印Apple Careの時代なので高い。

でした。2個目のUSBの件は完全に予想外の指摘をうけ・・・。
モニタ角の保護カバーが割れている件は、現在のApple Care +になる前のApple Careなので、モニタ交換すると¥88,000かかりますと言われたので、さすがにそれは諦めました(そこまで気にするほどでも無いので)。
ただ、その保護カバーの割れがもしかしたら、リペアセンターでの修理を拒否されるかもしれないと言われ(あくまでも他の部分で損傷がないことが修理をする前提だそうで)、悩む事数十秒・・・で、ここでさすがApple Storeの店員。
色々考えてくれて、思い切って修理出しをしましょう、と。
丁度、Apple Careも切れるタイミングなので、この際直せるところは直しましょうと言ってくれたのです。
おお、なんてありがたい。

MacBook Pro 2016 return from repair
中も動かないようにしっかり固められています。
MacBook Pro 2016 return from repair
修理報告書はAppleのクリアファイルに収められて入っています。
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プロユーザへと寄った新しい Mac mini

Brooklyn のイベントで待望の新しい Mac mini が発表になりました。誰にとって待望か?Mac mini が出てきた当初を思い浮かべば、Windowsユーザからスイッチする手段として、ちょっと Mac が気になる人に向けての Mac mini でしたが、その後の高機能化と Xserve 亡き後等が重なって、Mac mini そのものがmacOSを使いたい人にとってのサーバとしてのハードウェアになっていきました。
つまり“待望の”と書いたのは、そういうサーバとして Mac mini を使用してる人にとって、という意味でした。

とは言え、この記事を読んでる方が疑問に思われたようになってそれは全体の何パーセントなのだ?と言われると、多くはないでしょう。

しかし、今回の Brooklyn でのイベントでは、Mac mini が誰のためのものであるか?も Apple は新たに定義付けた様な気がします。

それが、サーバ製品としての使用であり、プロユーザに向かっての製品でもあるという事だったのだろうと。

ステージで話した Tom Boger もプロユーザに向かってのアピールを自分の口からしてました。
出てきたスライドにも Mac mini がズラッと並んだ壮観なスライドが登場しました。Mac mini を紹介する製品ページにも、Mac mini を並べたレンダーファーム(計算機群)を活用事例として紹介しています。

Mac miniの紹介で表示されたMac miniのデータセンター。Mac Stadiumがサービス元。

なによりもボディカラーがスペースグレイ一色になりました。iMac Pro と同じ色です。

スペックもオプションですが 10GbE が選べます。Thunderbolt も従来に比べてポート数が増えました(バスの数は不明)。GPU が弱いと思えば eGPU を選ぶ方法があります。

強化されたI/O。

Mac mini が面白いのは、ともすれば誰かのデスクの上にあるであろう Mac が、どこかでは何かのサービスを支えるサーバ製品として動いている…という事でしょう。その使い方も様々。

小さなMacには、大きな可能性を秘めた Mac になっており、それが長らく最新アーキテクチャを搭載しない事に不安と不満がありましたが、今回の発表内容を見れば、Mac mini がどう活用されてるか、Apple 自身も理解してる上でのリニューアルと意思表示の様に見えました。

いいじゃないですか、新しい Mac mini。最低価格が上がっちゃったのがネックですが。

iOSがロングライフデザインを引き出すか?

前回の補足です。

今でも十分使えるというのはスペックで語る事よりも使用感で使えるかどうかで判断しました。スペックも大事ですが、しかし多くの人にとってスペックが指し示す数字の意味を感じることも、理解する事も出来ません。
iOSがもたらすデザインとしての強さはスペックに見えない部分 – 使用感です。よく言われるのが、スクロール中にカクつかない。これは、スペックでは、数字を見てるだけではわかりません。そういう瞬間的に見えた動きから直感的に来るであろう動き全体が自然に使えること、インタラクションが変わらない事がiOSの強さであり、iPad Air 2が未だ使えると感じているところです。レスポンスに不満もありませんし、仕事でもあちこちでMacBook Proの変わりにメモ取り用として持ち歩いてます。

次期iOS12はiOSをオーバーホールして軽量化されるという事ですが、あえて古いデバイスも動作対象としてるということは、おそらくですがその先iOS13にも対応してくるだろうと思ってます(気が早すぎる話ですが)。

そうやって長く使えるデバイスになるということは、OSそのものがデバイスが持つパワーをしっかり引き出しているという事です。裏を返せば向上するCPUパワーだけで処理を押し切らない。本当は各デバイスが本来持ってるパワーを引き出す、それがつまり物が長く持つ事になり、結果的にデジタルデバイスにとってのロングライフデザインの一部となり得るのじゃないかと思うのです。

しっかり使える、その為にデバイスのパワーを引き出すOS、Appleがやろうとしている事は、単に処理を速くするという事ではなく、お客さんが買ったApple製品との関係性を改めて見つめ直す機会になるべく、そしてそれが更に良好な関係へとなるよう、iOSの最適化を決断したのではないかと思うのです。

せっかく高いお金を払って買ったデバイスですから、少しでも長く元気に快適に動いてくれるようにしてくれる事が嬉しいですよね。

変わらないiPad Air 2 – デジタルデバイスにおけるロングライフデザインとは

iPad Air 2

デジタルデバイスは、新しければ新しい程処理が速く、付加機能が追加されて、そしてスタイリングを変えて過去の製品と差別化を行うというのがほとんどの製品のスタイルである。一方でAppleは、外見はほぼ同じで、中身を変えてくるという事をしており、表面上のスタイリングは、流行とは少し離れたポジションで、製品を展開している。

一方デジタルデバイスではなく、日用品と言われる、古くから長く使われている物もいっぱいある。中でも普遍的な物をロングライフデザインとしてデザイナー、ナガオカケンメイさんは提唱している。

これは、進化と相反する物だから成立するのか?
日進月歩の進化こそ全てなデジタルデバイスでは適用出来ない話か?
その判断は難しいところだろう。

さて、タイトルにもなっているiPad Air 2。僕の愛機である。発売日に購入し、以後ずっと愛用している。海外にも、一緒に旅立っている。
2014年10月16日に発売日されているため、まもなく5年目を迎える事となる。iPad Air 2については以前も記事にしている ( – 珍しく息の長い製品にiPad Air 2 )。

冒頭の一般的なデジタルデバイスの事情から考えると4年落ちのデバイスと言われると、やや不安に思えてくるだろうか?しかし、使っている当人としてみれば、全く違和感を感じる事なく、今でも充分使えるマシンとして、僕の仕事を支えてくれている。
なかなか優秀な相棒である。

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Apple 新宿は始まりに過ぎないようで

突如発表された Apple 新宿。噂にあった京都が来ると思ってたんですが、どうも京都は少し先のようですね。

日経が、Angela Ahrendtsにインタビューしたところ、新宿以外にも都内にオープンする計画があるようですね。それも5年かけて、改装も含めてとのことで、日本へ注力するようです。5年ということは東京オリンピック後もこのプロジェクトは続くということですね。

そんな中、Apple Storeのページにも新宿の案内が出ましたが、気になるのは、新宿とは別の違う二つのロゴが表示されている点…。
「新しい想像力のために。新宿から始まります。」と表示されていますが、この「から」の部分がどこを指しているのか?
ここ「から」新しいApple Storeの展開が始まる事の意味か、初めてApple製品を買った人が、新宿「から」新しいAppleの体験が始まることをさしているのか。
多分、両方なんだろうけど、非常に気になるコピーです。

謎の二つのアップルマークが出現

そして、二つのAppleマークには共に「2018年 予定」とあり、どうやら、2018年は3店舗Apple Storeが新規開店される事を示唆しています。
一つは、竹をイメージしてるんでしょうか。多分、これが京都じゃないか?という気がしますが、もう一個が、謎です。一瞬Appleマークを立体化させたように見えつつ、2つのAppleマークを重ねてるので、内側に入り込んでいるようにも見えなくもありません。これがなんとなく渋谷の地形を表してるのでは?とも思えるのですが、ちょっと違いますかね…。
ただし、一方でApple 渋谷が、日本では初のリニューアル改装中という事もあり、謎の二つ目は、渋谷を指している可能性もあります。とはいえAngela Ahrendtsのインタビューだと数店舗と言っているので、全く新しいApple Storeかもしれないですね。

新しい店舗だとして、謎の一つはどこを指しているんでしょうか?Apple Storeは、相当立地条件を選んで建てている事で有名です。色々な意味で、その土地にバリューがある事も条件になっていると思うので、そういう場所がどこか!?を考えると…答えはわかりません、笑。

いずれにしても、日本でも色々今年は動きが表立って見えそうで、ワクワクしますね。

Apple 新宿がオープンすることに

突如、Apple Storeのリストに掲載されたApple 新宿。4月7日10時オープンだそうです。場所は新宿マルイ本館ビルの一階のようです。
スターバックスリザーブが入っているマルイですね。
新宿という街をネオンに例えて、現在画像が貼られています。

マルイのサイトをみると、Apple 新宿が入る部分はまだ現在改装中となっています。

日本では、渋谷が現在改装中、札幌は閉店して新しいビルを未だ探し中(なはず。撤退では無いので)。表参道以来のApple Store新店舗です(その1, その2)。表参道は完全にApple Store専用の建物となりましたが、Apple 新宿は、海外にもあるショッピングモール内のストアのような作りになると思われます。

新宿にはすでに伊勢丹新宿(それこそマルイ本館目の前)に、Apple watch専門のApple Watch at Isetan Shinjukuがありますので、今後ここがどうなるのかも気になるところ。実は、このApple Watch at Isetan Shinjukuは、すでにApple Storeの店舗リストからも消えており、また店舗紹介ページも消えていたので、その行く末が気になります。伊勢丹新宿のサイトにはまだ、Apple Watch at Isetan Shinjukuは表示されています。

東京ばかりというとそれまでですが、銀座、渋谷、表参道とある中で、人通りの数で言えば前者に引けを取らない新宿に店舗がなかったのは不思議でしたが、ついに新宿にも店舗が出来るようですね。東京の西側に住んでいる人にとっては新宿までしか行かないという人も結構いると思うので、新宿にApple Storeが出来る意味はそれなりにあると思われます。
きっとオープン初日は賑わう事でしょう。

表参道の時のようにAngela Ahrendts はまた来るのかな?

いずれにしても、久々大きな話題。楽しみですね。

その後の iPhone X

iPhone X

今更感はありますが、使い始めて間も無く3ヶ月を迎えますが、iPhone Xの使用感についてレポートします。
同様な記事は色々なところで取り上げられていますが…。

Face ID
iPhone Xの目玉機能の一つがFace IDですね。色んな人がFace IDに対する思いを書いていますが、僕的には沢山ある機能のうちの一つという感覚です。購入前から凄い強烈にFace IDに期待していたという程でもありませんでした。iPhone Xの全てがFace IDではないので(カメラとか他にもいい面があるので)。
自分の顔の登録は、思いの外すんなりでした。事前にサイトで見ていて通り、顔をくるりと傾けたり等は少し不思議で、SF的な近未来感がある行為でした。

ロック画面をFace IDを使って解除するときのタイミングを正しく理解しておいた方が良さそうです。
これは2つのルートがあります。
・そのまま顔正面に持って来ると顔を認識してロックが外れて画面下から上にスワイプするだけ画面が開きます。
・先に画面下から上にスワイプすると、ロックを外そうとする流れの中で、Face IDが顔を認識して、一瞬で画面が開きます。
先に認識させるから、開く手続きの中の途中で認識させるかの2種類がありました(どちらかを選ぶのではなく、どっちでも出来る)。どっちでもよくて、好きな方でよいという感じです。

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