Steve Jobs


結果(それiPhone4Sであったか、iPhone5であったか)が何であったにせよ、一昨日10月5日朝は、新しいiPhone 4S、auの参入に湧いたAppleファンにとっては、いろいろな意味で(期待を裏切られた人にとっても)湧いた一日でした。
明けて昨日10月6日朝(米国10月5日)は、前日とは違ってAppleファンに取っては、残酷な1日となってしまいました。
多くの人がいろいろな想いを書かれていますが、いつかは来る事とはわかっていても、ここまで早くこの事実に対して自分の想い書く日が来るとは思っていなかったし、思いたくありませんでした。

CEO退任は、あまりショックではありませんでした。会長として残っているし、なんだかんだ口出ししているんだろうなと思っていたからです。口出ししていたかどうかは別としても、彼の存在がある事がAppleを彩っていたし、ファンも安心していたと思う。それに、これからAppleがどう変化していくかも楽しみだったし、Jobsがそれを見ていてどう見えるのかも楽しみだったからだ。

僕が今更書く話では無いが、数ある工業製品の中でも、Apple製品が特質なのは、どの製品にも、彼の存在が見える事だろう。工業製品は、一人が作るものでは無いので、デザイナーズブランドは別にしてその製品が誰によって作られたのかを、一般的には感じる事が無い。Apple製品だって、当然一人では無い。でも、どの製品にも彼を感じる事が出来る。CEOだったと同時に彼は製品ディレクターでもあったわけだ。
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