OS X El CapitanにFinal Cut Studio(2009)のインストール

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OS X El CapitanではFinal Cut Studio(2009)は動くのか?(主に気になったのはFinal Cut Pro 7)。 Yosemiteの時にすでに、Motion 4は動かないことが確認出来ていましたが、とは言えど、再トライということで、Final Cut Studio(2009)をインストールしてみました。

結果

Motion 4以外は、Final Cut Studio (2009)の各ソフト(FCP7等)は起動可能。

という内容でした。
細かい機能詳細までは確認できていませんが、FCP7の場合、ProResコーデックのタイムライン作成、編集、書き出しは問題なく出来ました。

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OS X El Capitan インストールとUSB/DVDインストールメディア作成

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予定通り9/30 (日本では10/1早朝) にリリースされたOS X El Capitan。
ここ最近のバージョンのリリース同様、El CapitanもApp Storeからのダウンロードによるインストールです。が、毎回1年に一回このタイミングで再インストールしてマシンをクリーンにしたい僕は、アップデートではなく、クリーンインストールを実施していました。

まずは、El Capitanの動作対象機種から。

  • MacBook(Early 2015)
  • MacBook(Late 2008アルミニウム製、またはEarly 2009以降)
  • MacBook Pro(Mid/Late 2007以降)
  • MacBook Air(Late 2008以降)
  • Mac mini(Early 2009以降)
  • iMac(Mid 2007以降)
  • Mac Pro(Early 2008以降)
  • Xserve(Early 2009)

Yosemiteの頃と変わっていません。
Xserveも今回動作対象として残っているのが嬉しいですね。

毎回DVDのインストールディスクを作成していた(Yosemite, Mavericks)ので、今回もDVDインストールディスクを作りました。Yosemiteと同じ方法でできたのですが、一つ問題がありました。
我が家は、DHCP環境下ではなく、静的IP環境なので、毎回networksetupコマンドを使ってアドレスを着けていましたが、何故かnetworksetupコマンドがありません。
ipconfigコマンドでアドレスを指定することは出来ましたが、DNSサーバを指定することが出来ず…DVDインストールディスクによるインストールは諦めて、USBメモリを使ったインストールを行いました。

USBメモリを使ったインストールメディア作成はYosemiteの時と同じです。Apple Support PageにもUSBメディア作成方法が掲載されています。

sudo /Applications/Install\ OS\ X\ El\ Capitan.app/Contents/Resources/createinstallmedia –volume /Volumes/MyVolume –applicationpath /Applications/Install\ OS\ X\ El\ Capitan.app
(USBメモリのボリューム名をMyVolumeとしています)

Mac起動時optionキーボタンを押しながら起動することで、USBメディアが出てくるので、インストールしたUSBを選んでください。
あとは、流れに沿ってインストールしていくだけです。
(Yosemiteのシステム環境設定からの起動ディスクには上がってきませんでした。)

僕の場合は、クリーンインストールを行うので、USBメディアから起動後、ディスクユーティリティを立ち上げて、一度HDDをフォーマットします。これで、アップグレードインストールではなく、USBからのクリーンインストールになります。

参考までにDVDメディアの作成は以下になります。

A. OS X El CapitanのDVDインストールディスクの作成
1. Mac App StoreでEl Capitanのダウンロード
なにはともあれ、これが無いと始まりません。ダウンロードのみで先には進めないでください。ダウンロードしたファイルは、アプリケーションフォルダ内に「El Capitan インストール」というアプリケーションが出来ていると思います。

2. 隠しファイルを操作する必要があるため、コマンドプロンプトで
$ defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles TRUE
$ killall Finder

を入力します。

3. OS X El Capitan インストール.appで右クリックして “パッケージの内容を表示” をクリックします。

4. Contents > SharedSupport > InstallESD.dmg をダブルクリックしてマウントします。

5. 隠しファイルとなっていた(薄く表示されているはず)BaseSystem.dmg を右クリックしてディスクユーティリティで開きます。

6. ディスクユーティリティでBaseSystem.dmgを選んで”ディスク作成”でDVDに焼きます。

7. OS X Base Systemというインストールディスクが出来ます(容量1.25GB程)。

8. Macの電源を落としOptionキーを押しながら起動させると、DVDインストールメディアが表示されます。

以上でOS X El Capitanのクリーンインストールは完了です。後は、App Storeや手持ちのディスクからアプリをインストールしたり環境を思い思いに設定するだけです。

Mac mini serverの基本構築 (Server.app 4.0 / 10.10 Yosemite編)

先日のiPad Air 2が発表されたイベントで一緒にアナウンスされたYosemite。合わせてServer.app 4.0もリリースされ、Mac miniもリニューアルされたのですが、それまであったMac mini serverモデルはラインナップから消えることとなりました。まぁ、サーバモデルと言ったって、Server.appがデフォルトで着いているかどうかの差でしかなかったので、必要な人はAppStoreから買ってくださいという事でしょうか。

当ブログでは過去にLion Server(Server.app 1.0)、Mountain Lion Server(Server.app 2.0)、Mavericks Server(Server.app 3.0)を使う上でのOS Xの基本構築を過去に上げてきましたが、Yosemite版となるServer.app 4.0を使うにあたってのOS X Yosemiteの基本設定をまとめてみました。

ハードウェアとしてはMac miniをサーバにする設定方法になっています。が、XserveやMac Proでもほぼ同様の設定で出来ます。クライアント機として使う設定ではないので、注意して下さい。

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OS X Yosemite インストールとDVDインストールディスク

OS X Yosemite install

OS X El Capitanのインストールメディア作成はこちらをご覧ください (OS X El Capitan インストールとUSB/DVDインストールメディア作成)。

先日の10/16(日本時間17日am2:00)からのApple Special Eventを得てリリースされたOS X Yosemite。OS Xとしては11個目のメジャーリリースです。もはやOSは買うものであり、インストールメディア(Flopy / CD / DVD / USB)が存在していた事を忘れる様な気がしてきますが(Macの世界においてはですが)、今回のYosemiteもApp Storeからのみの無料で入手となります。OS X Yosemite対応マシンは以下になっています。

・iMac(Mid 2007以降)
・MacBook(Late 2008アルミニウム製、またはEarly 2009以降)
・MacBook Pro(Mid/Late 2007以降)
・MacBook Air(Late 2008以降)
・Mac mini(Early 2009以降)
・Mac Pro(Early 2008以降)
・Xserve(Early 2009)

嬉しいですね。まだ、Xserveが動作対象リストに入っています。最後のXserveがリリースされてから5年(販売終了からは3年半程)が経つのに…。

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いよいよWWDC 2013とWWDCアプリがリリース

wwdc
いよいよ来週(6/10-14)WWDC 2013が開催されますね。Appleの開発者向けイベントとして開催されるWWDCは、過去OSを中心に色々発表されてきた重要なイベントです。今年は、IOS 7、OS X 10.9が中心となりそうな雰囲気ですね。

さて、そのWWDC 2013の公式アプリが登場しました。昨年もWWDC 2012アプリが出ましたが、今年はWWDCというアプリ名でリリースされています。昨年は、WWDC参加ユーザしか見る事が出来ませんでしたが、今年は開発者アカウントは持っているけど非参加という人もログイン可能です。
過去2011、2012のWWDCの各セッションのビデオを見る事が可能です。これについては、開発者サイトでログインすれば見る事が可能なのと同じですね。ただし、WEBサイトからはプレゼンのシートがPDFで見る事が出来ますが、アプリ内ではビデオのみとなっています。また、WWDCのこのページによると

Starting June 10, we’ll post session videos from WWDC 2013 every day.

と書いてあり毎日各セッションのビデオが公開されるようで、行けない人たちにも早く情報を届けようとしてくれています。今年のWWDCのチケットは2分で販売が終了してしまったので、行きたかったのにという人には、少なくとも各セッションビデオはすぐ見れるというのがありがたいですね。更にはそのアプリ内では各日のスケジュールも見る事が出来るので、今年のWWDCの傾向を見る事も出来ます。もちろん現時点ではまだ詳細非公開のイベントも含まれているのは、毎年の通りです。これも後一週間WWDCの開幕とともにわかりますが、残り1週間今年は何が起きるか?を予想するのも面白いでしょう。

実はWWDCが今年のAppleとしては最初の公式イベントになるんですよね。そして、Scott Forstallが辞めてからの初のイベントでもあります。そういう意味でも、Appleの今後を見る事が出来るイベントにもなりますね。

OS X Lion 新ホワイトペーパー

Appleが、OS X Lionの新しいホワイトペーパーを公開しています。
http://www.apple.com/jp/training/learn/lion.html
以下のPDFが用意されています。
・Mac Integration Basicsガイド
・エンタープライズにおけるMacの評価および導入の方法とベストプラクティス
・OS X LionとActive Directoryとの統合に関するベストプラクティス
・OS Xセキュリティ
・Macユーザーのサポート:セルフサポートモデル
・OS X Lion搭載のMacコンピュータ導入におけるベストプラクティス
・構成プロファイルを使用したOS Xの管理

Apple Certified Associate:Mac Integration 10.7向けに作られたドキュメントですが、OS X Lionに対する理解を深める良いドキュメントとなっているはずです。

Mac関係ドキュメントの更新

Apple発のドキュメントの更新がいくつかあったのでメモ。
OS X Lion Serverのドキュメントが、第二版に更新されてます。
具体的にどこが変更されたかはわかりませんが…。
サーバの基本的な設定を確認していく上でドキュメントは必須です。未だ日本語化されないのは残念ですが、ページ右上のプリンタアイコンをクリックすると印刷画面が出てきますので、ここからPDFとして出力する事が出来ます。iPadに入れるなどして手元に置いておきたい一つです。
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