WWDC2014が終わって

8andYosemite

さてさてWWDC2014が終わりましたね。
日本からはどれくらいの参加者がいたのでしょうか?

今年のWWDCはOS X YosemiteiOS 8でしたね。新しいプロダクトが無い事にがっかりという声が一部で出ている様ですが、WWDCは元々開発者会議であり、プロダクトを発表する場ではないんですね。もちろん過去には沢山プロダクトも発表されてきましたが、あくまでも主役はソフトウェアの開発です。そういう点では今年のWWDC 2014は、ベースであるOSにしっかり軸足を起き、Swiftという新しい言語を発表して、様々なフレームワークを発表してとまさに足下、これから先への地盤を固めるためのWWDCだったように感じます。

OS X Yosemiteは大きくUI周りのデザインに変更をかけてきていますね。
一段と洗練されて、iOSのUIに近づけるのではなく、ちゃんとエッセンスを昇華させている用に見えました。その上でiCloudを通じて、OS XとiOSが交わるそういう仕組みの整理が始まりだしたように感じました。

Swiftは、ARM、intel両対応していることから、噂されるARM版Macに向けての環境整備のための第一歩なのかもしれません。
実際そうなのかどうかは、時が証明してくれると思いますが…。

リリースはそれぞれ秋。新しいiPhoneのタイミングも秋と言う事でしょう。
初秋?晩秋?例年通りなら初秋だけどどうなのかな??なんて気になります。

でも、今はこれからくるOSの持つ可能性に期待しながら、これから少しずつ見えてくるであろう機能を楽しみにリリースされるのを待ちたいですね。

今更WWDC 2013振り返ってのメモ

WWDC色々発表がありました。今更細かく一つ一つを取り上げる必要はないと思いますが、先々振り返った時へのメモ程度に記録を。
・Haswell、PCIeフラッシュを搭載したMacBook Air発表、発売。
・次期OS X、OS X Marvericsのプレビュー
・Mac Proのプレビュー
・iOS7のプレビュー
・802.11ac対応したAirMac Extreme、TimeCapsule
・iWork foe iCloud Beta
・iTunes Radio
・Designed by Apple in California
が、ありました。

そんな中・・・

Mac Pro
やっと出て来ました。しかも、大幅にデザインが変わって。内臓カードを設置するという発想はやはりAppleには無かったようで、それらは全てThunderbolt 2が担当する。あらためて、Thunderboltの意味合いが明確になったマシンだと実感しました。

FCPX
WWDCでMacProに対して発表している時に、Final Cut Pro Xユーザには大事な発表がサラッとありました。新しいMacProに合わせてFCPXも改良を重ねて行くということです。けして大きい発表でもないというのはありますが、引き続きFCPXが改良を重ねられて、さらに4K対応が強くなって行くのだろうと思いました。現在のバージョンでもすでに4Kへの対応はされていますが…。例えばプレビューモニターへの4K出力とかもあるかもしれません。WWDCの場でFCPXの開発状況がアナウンスされることも珍しいことですが、ユーザ視点で見れば嬉しい話ですね。

各所で、色々書かれていますが(特にiOS7について)、僕は冒頭と終わりで流れた「Designed by Apple in California」のムービーにグッと来るものがありました。新しいキャンペーンの予感がし、既にCMも流れ始めていますよね。色々音も含めて派手なCMが流れている時に途端に「Designed by Apple in California」のCMが流れるとグッと見つめてしまうインパクトがあります。「Designed by Apple in California」は、Apple製品には刻まれている刻印であり、Appleファンなら誰もが知っている刻印です。改めてそれをあのような形で表現されると、感慨深い物がありますね。かつての「Think different」キャンペーンの様に長く記憶に残るキャンペーンとなる気がします。

Designed by Apple in California 日本語版 はこちら

Designed by Apple in California TVCM 日本語版 はこちら

いよいよWWDC 2013とWWDCアプリがリリース

wwdc
いよいよ来週(6/10-14)WWDC 2013が開催されますね。Appleの開発者向けイベントとして開催されるWWDCは、過去OSを中心に色々発表されてきた重要なイベントです。今年は、IOS 7、OS X 10.9が中心となりそうな雰囲気ですね。

さて、そのWWDC 2013の公式アプリが登場しました。昨年もWWDC 2012アプリが出ましたが、今年はWWDCというアプリ名でリリースされています。昨年は、WWDC参加ユーザしか見る事が出来ませんでしたが、今年は開発者アカウントは持っているけど非参加という人もログイン可能です。
過去2011、2012のWWDCの各セッションのビデオを見る事が可能です。これについては、開発者サイトでログインすれば見る事が可能なのと同じですね。ただし、WEBサイトからはプレゼンのシートがPDFで見る事が出来ますが、アプリ内ではビデオのみとなっています。また、WWDCのこのページによると

Starting June 10, we’ll post session videos from WWDC 2013 every day.

と書いてあり毎日各セッションのビデオが公開されるようで、行けない人たちにも早く情報を届けようとしてくれています。今年のWWDCのチケットは2分で販売が終了してしまったので、行きたかったのにという人には、少なくとも各セッションビデオはすぐ見れるというのがありがたいですね。更にはそのアプリ内では各日のスケジュールも見る事が出来るので、今年のWWDCの傾向を見る事も出来ます。もちろん現時点ではまだ詳細非公開のイベントも含まれているのは、毎年の通りです。これも後一週間WWDCの開幕とともにわかりますが、残り1週間今年は何が起きるか?を予想するのも面白いでしょう。

実はWWDCが今年のAppleとしては最初の公式イベントになるんですよね。そして、Scott Forstallが辞めてからの初のイベントでもあります。そういう意味でも、Appleの今後を見る事が出来るイベントにもなりますね。