OS X版iMovieでは、Final Cut Pro X同様にAVCHDファイルを読み込むことが出来ます。
FCPXでのAVCHDの取り扱いについては以前記事にしており(Final Cut Pro XでAVCHDネイティブ編集)、FCPX10.2でも取り扱い方については同じ仕様のようです。
iMovie(10.0.7)ではどうなのか?調べてみました。
するとiMovieもFCPXとほぼ同じ仕様のようです。
1.
iMovieのメニュー ファイル>メディアを読み込む… を選ぶと「読み込むウィンドウ」が開きファイルを読み込みます。AVCHDファイルが格納されているフォルダは、デスクトップやSDカードなどにある必要があります。独自の深いフォルダ階層に置いてあると読みに行けないようです。
この場合は、iMovieで作業している
[ライブラリ]
/[イベント名]
/Original Media にH.264のmovとして素材がコピーされます。2.
AVCHD形式で記録されているパッケージを開きmtsファイルを直接iMovie上のイベントにドラッグ&ドロップする。
これだと、mtsファイルとして、ライブラリ内にコピーされます。
いずれの方式でもすぐに編集作業は開始できます。
2の方式はmtsファイル(AVCHD)を直接編集する事になります。直接編集と言っても、iMovieもFCPX同様、オリジナルファイルには手を加えない非破壊編集です。
iMovieが対応しているAVCHDカメラはここのリストをご覧下さい。
FCPXと違う所は、必ず読み込んだ素材が [ライブラリ]/[イベント名]/Original Media にコピーされる事です。FCPXの様に、オリジナルデータはiMovieのライブラリとは別の場所にあり、エイリアスを作る形で読み込む方法は無い様です。この読み込む素材は、AVCHDファイルに限らず、写真や音楽データなどすべての素材が Original Media フォルダ内にコピーされます。
コンシューマー向けソフトなので、その辺は細かく作り込まないで、わかりやすい仕様にしているんだと思います。基本的なファイルの扱い方はFCPXもiMovieも同じであるという事がよくわかりました。