Final Cut Pro X でiMovieのプロジェクトを開く方法

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iMovie(10.0.7)とFinal Cut Pro X(10.2)の連携について少し調べてみました。
兄弟ソフトの様な関係ですからさっくりFCPX上で開けるのかと思ったのですが、残念ながら開く事が出来ません。
Appleのココのページには開けることが書いてありますが、情報が古い様でFCPX 10.2にはそのメニュー項目は無いようです。

さて、そこでどうするか?

imovieL3FCPXもiMovieも、プロジェクトファイルとなるライブラリの構造は大枠で共通しています(実際はファイルではなくパッケージになっています)。
iMovieは「.imovielibrary」、FCPXは「.fcpbundle」という拡張子が実はそれぞれのライブラリについています。
それによってそのライブラリがiMovieなのか、FCPXのライブラリなのかを認識しているようです。
なので、まずはこのライブラリをcommand + Iで詳細を開き拡張子を「.fcpbundle」に書き換えます。
書き換えると拡張子を変更する許可を求めてくるので、変更してください。
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するとパッケージライブラリのアイコンがiMovieからFCPXのアイコンに変わります。

続いて、control + クリック(もしくは右クリック)からパッケージの内容を表示します。
CurrentVersion.imovieevent」というファイルがイベント直下および、iMovieSequenceフォルダ内の2箇所に見えます。この「CurrentVersion.imovieevent」を「CurrentVersion.fcpevent」に書き換えます。拡張子以下を書き換えています。
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以上で、ライブラリがiMovieからFCPXのライブラリに変わり、FCPXで開けるようになりますが、FCPXで開いたとき、ライブラリのアップデートを求めてくるので許可してください。

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なお、iMovieのプロジェクトをFCPXで開くときは、以下のことが普段と異なります。

・全てのシーケンスファイル(写真、音楽含む)がライブラリに内包されているので、FCPXで「そのままにする」を選んでいる人には、容量の大きいライブラリに見える。

・iMovieとFCPXで微妙に異なるトランジションはレンダリング出来ない(例えば、ワイプ。FCPXとiMovieで異なる。なお、後述するiMovieから直接FCPXに持って行く場合はFCPXでのトランジションに置き換えられる模様)。

なお、同一機種にFCPXとiMovieが入っていれば、iMovieでライブラリを選んだ状態でメニューからファイルを選ぶと「ムービーを Final Cut Pro に送信」と出てきます。
imovieL4これによって上記の作業をすることなくFCPXに渡せますが、iMovieが無い環境の場合は、上記の方法で開けるようです。
トランジション周りでFCPXとiMovieでトランジションの扱い(今回のワイプ等)が異なる場合は、完全にFCPX側では再現できないので、iMovieがあれば一度iMovieで開いて渡す方がFCPX上でトランジションを置き換える手間がなくなります。

iMovie 10.0.7でXAVC S対応に

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やや既出感ある記事ですが、先週リリースされたiMovie 10.0.7ですが、このバージョンからXAVC S対応がされたようです。コンシューマー4K対応カムコーダーも各社出始めているだけでなく、ビットレートの高さからHDサイズでもAVCHDに変わるフォーマットとしてXAVC Sを採用するカメラも増えてきているので、そのニーズにいち早く対応したのでしょう。iMovieがコンシューマ用映像編集ソフトである以上今回のような業界汎用フォーマットに対応していくことは必至ですね。これで、iMovieでもXAVC S取り込みが出来て、編集結果をProRes422で書き出しできるという大変、コンシューマー向けソフトか?(プロ用とも言えませんが)とでも言いたくなる対応度合いです。

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Final Cut Pro Xには直接関係ない話ですが、同じチームが作っているソフトですから、こういうマイナーバージョンアップがされるというのは、チームが機能していることを証明しているので個人的には歓迎方向です。

iMovie 10.0.6でProRes書き出し

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OS X Yosemite対応のiMovie10.0.6からProRes書き出しに対応した、iMovie。
iMovieがProRes対応するとは正直予想外でした。ProResはFCPXだったんじゃないの?と。確かに、どうもベースとなるエンジンはiMovieもFCPXも共通っぽいとは思っていたけど…。
そこで、少し時間が経ちましたが、iMovieのProResについて確認してみました。

その前にProResっ何?って方に。
ProResは名前の通りAppleがプロ向けに作ったQuickTimeのコーデックです。適度に圧縮かけていながら、CPUに大きな負担をかけずに非常に絵が綺麗なのが特徴です。コーデックと言うとH.264が有名ですが、ProResの方が全然綺麗です(その代わりHDDの容量を喰います)。
ProResには、幾つかファミリーがあり、詳細はこちらのAppleのページをご覧下さい。
また、英語ですが、ドキュメントも用意されています。

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