エンタープライズで活用が始まるApple Watch

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Apple Watchは、iPhone、iPadと違いよりパーソナルな位置付けのデバイスだと思っていた。事実、ヘルスケア・フィットネスを中心に紹介していたり、Appleのサイトには「最もパーソナルなAppleテクノロジーです。」と書いてある。
つまり、エンタープライズビジネスをマーケットとする気はさらさら無いんだろうと勝手に決め付けていた。100万超えるゴールドのApple Watchが出てる時点ですでに、エンタープライズ用途としての位置付けからは逸脱しているわけだ。

ところが、AppleはちゃっかりApple Watchに対してもエンタープライズ用途も考えていたことが判明した。それが、米国AppleのiOSのエンタープライズビジネスのアプリケーションサイトに答えとなるものが出ていた(単純に日本はまだ翻訳が追いつていないだけと思われる)。

ヘルスケアの「Hospital RN」、エネルギー/公共事業の「Field Connect」、警察行政機関の「Incident Aware」がApple Watchもサポートしたらしい。内容を見ると、やはり通知に特化していて、いち早く作業者に問題点などを知らせるためのデバイスとしてApple Watchの活用を提案しているようだ。日本のAppleのビジネスページはまだ更新されていないので、Apple Watchが無い状態となっている。

さすがにゴールドのApple Watchをビジネスで使いましょうということでは無いと思うけど、Apple Watchをつけたことによって個人的にも大きいポイントとして感じている「通知」、これをエンタープライズでも積極的に活用しようということでしょう。開発段階からエンタープライズ用途での活用も視野に入れていたのか、はたまた実機を持ち始めてから思いついたのかわかりませんが、iOSデバイスとともにApple Watchの活躍の場が広がっていくことは、いろいろなApple Watchの使い方が生まれていくことになるので、新しいアイディアが生まれ、スマートWatchというジャンルの中でApple Watchの存在感がどんどん強まるのは面白いですし、それこそがまさにここ最近のAppleの強みですよね。

The Ginza Tokyo photography of FUJIFILM XQ1 -37

Ginza Tokyo, Japan.
FUJIFILM XQ1

東京はまだ梅雨がというほどではありませんが、少しずつジメジメとしてきた感じがします。ただ、夜になるとまだ肌寒い時もありますが。

Ginza Tokyo, Japan.
FUJIFILM XQ1
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The Camera Settings of FUJIFILM XQ1 -36

SkyTree in Tokyo, Japan.

久々にVelviaにして撮ってみた。

Camera Settings
FILM SIMULATION : Velvia
ISO : 200
Aperture : F5.6
DYNAMIC RANGE : DR200
WHITE BALANCE : WB AUTO (R-3 B-2)
Color : +1
Sharp : 0
HILIGHT TONE : +1
SHADOW TONE : +1
NOISE REDUCTION : -2

という設定で撮りました。

SkyTree in Tokyo, Japan.

こっちもVelviaで。やっぱり青が濃く出る。嫌いじゃない。

SkyTree in Tokyo, Japan.

こっちは、最近多用しているカスタム設定。

Camera Settings
FILM SIMULATION : PROVIA
ISO : 400
Aperture : F5.6
DYNAMIC RANGE : 200
WHITE BALANCE : AUTO (R-1 B-4)
Color : 0
Sharp : -1
HILIGHT TONE : -1
SHADOW TONE : +1
NOISE REDUCTION : -2

という設定。

大分色味が異なって見えます。ホワイトバランスAUTOにしつつも、基準を倒しちゃっているということも影響していると思いますが、Velviaは青が濃く出て見た目の印象に近い感じです。ちょうど撮った日はこんな空の色でした。カスタムの方は、印象が落ちついちゃていますね。でも、最近こんな感じの絵も好きで。
ただ、これから夏になっていく中では、Velviaの方がいいかな?なんて思ったりもしています。
そんな感じでフィルムシミュレーションが選べるのもFUFILMのカメラの面白いところ。XQ1(現行モデルはXQ2ですが)クラスでも、十分楽しめます。

The photography of FUJIFILM XQ1 -35

Ryogoku Tokyo, Japan
FUJIFILM XQ1

最近、両国方面に向かっての領域が色々気になっています。
この日も、お昼がてら散歩も兼ねて、歩きならがの移動。Apple Watchを持ってから、iPhoneを必要以上に意識する必要がなくなったことから、カメラ片手に撮り歩いていても、気にする必要がないので、今の出来事に集中できて新しい感覚(忘れてた感覚とも言えるが)で、動き回れます。

Ryogoku Tokyo, Japan
FUJIFILM XQ1
Ryogoku Tokyo, Japan
FUJIFILM XQ1
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FCPX10.2.1、Motion5.2.1のマイナーバグフィックスがリリース

先日リリースされたFinal Cut Pro X 10.2、Motion 5.2ですが、そのマイナーバグフィックス「Final Cut Pro X 10.2.1」、「Motion 5.2.1」がリリースされました。アップデート内容は下記の通りです。App Storeからダウンロードしてインストールを行います。
それぞれの容量は下記の通りです。

・FCPX 10.2.1 / 164MB
・Motion 5.2.1 / 2.20GB

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iMovieとAVCHDファイル、iMovieで読み込んだ素材について

OS X版iMovieでは、Final Cut Pro X同様にAVCHDファイルを読み込むことが出来ます。
FCPXでのAVCHDの取り扱いについては以前記事にしており(Final Cut Pro XでAVCHDネイティブ編集)、FCPX10.2でも取り扱い方については同じ仕様のようです。

iMovie(10.0.7)ではどうなのか?調べてみました。
するとiMovieもFCPXとほぼ同じ仕様のようです。

1.
iMovieのメニュー ファイル>メディアを読み込む… を選ぶと「読み込むウィンドウ」が開きファイルを読み込みます。

AVCHDファイルが格納されているフォルダは、デスクトップやSDカードなどにある必要があります。独自の深いフォルダ階層に置いてあると読みに行けないようです。

この場合は、iMovieで作業している [ライブラリ]/[イベント名]/Original Media にH.264のmovとして素材がコピーされます。

2.
AVCHD形式で記録されているパッケージを開きmtsファイルを直接iMovie上のイベントにドラッグ&ドロップする。
これだと、mtsファイルとして、ライブラリ内にコピーされます。

いずれの方式でもすぐに編集作業は開始できます。

2の方式はmtsファイル(AVCHD)を直接編集する事になります。直接編集と言っても、iMovieもFCPX同様、オリジナルファイルには手を加えない非破壊編集です。

iMovieが対応しているAVCHDカメラはここのリストをご覧下さい。

iMovieでサポートされているカメラ

FCPXと違う所は、必ず読み込んだ素材が [ライブラリ]/[イベント名]/Original Media にコピーされる事です。FCPXの様に、オリジナルデータはiMovieのライブラリとは別の場所にあり、エイリアスを作る形で読み込む方法は無い様です。この読み込む素材は、AVCHDファイルに限らず、写真や音楽データなどすべての素材が Original Media フォルダ内にコピーされます。

コンシューマー向けソフトなので、その辺は細かく作り込まないで、わかりやすい仕様にしているんだと思います。基本的なファイルの扱い方はFCPXもiMovieも同じであるという事がよくわかりました。

Final Cut Pro X でiMovieのプロジェクトを開く方法

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iMovie(10.0.7)とFinal Cut Pro X(10.2)の連携について少し調べてみました。
兄弟ソフトの様な関係ですからさっくりFCPX上で開けるのかと思ったのですが、残念ながら開く事が出来ません。
Appleのココのページには開けることが書いてありますが、情報が古い様でFCPX 10.2にはそのメニュー項目は無いようです。

さて、そこでどうするか?

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imovieL1

FCPXもiMovieも、プロジェクトファイルとなるライブラリの構造は大枠で共通しています(実際はファイルではなくパッケージになっています)。
iMovieは「.imovielibrary」、FCPXは「.fcpbundle」という拡張子が実はそれぞれのライブラリについています。
それによってそのライブラリがiMovieなのか、FCPXのライブラリなのかを認識しているようです。
なので、まずはこのライブラリをcommand + Iで詳細を開き拡張子を「.fcpbundle」に書き換えます。
書き換えると拡張子を変更する許可を求めてくるので、変更してください。

するとパッケージライブラリのアイコンがiMovieからFCPXのアイコンに変わります。

imovieL5

続いて、control + クリック(もしくは右クリック)からパッケージの内容を表示します。
CurrentVersion.imovieevent」というファイルがイベント直下および、iMovieSequenceフォルダ内の2箇所に見えます。この「CurrentVersion.imovieevent」を「CurrentVersion.fcpevent」に書き換えます。拡張子以下を書き換えています。

以上で、ライブラリがiMovieからFCPXのライブラリに変わり、FCPXで開けるようになりますが、FCPXで開いたとき、ライブラリのアップデートを求めてくるので許可してください。

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なお、iMovieのプロジェクトをFCPXで開くときは、以下のことが普段と異なります。

・全てのシーケンスファイル(写真、音楽含む)がライブラリに内包されているので、FCPXで「そのままにする」を選んでいる人には、容量の大きいライブラリに見える。

・iMovieとFCPXで微妙に異なるトランジションはレンダリング出来ない(例えば、ワイプ。FCPXとiMovieで異なる。なお、後述するiMovieから直接FCPXに持って行く場合はFCPXでのトランジションに置き換えられる模様)。

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なお、同一機種にFCPXとiMovieが入っていれば、iMovieでライブラリを選んだ状態でメニューからファイルを選ぶと「ムービーを Final Cut Pro に送信」と出てきます。
これによって上記の作業をすることなくFCPXに渡せますが、iMovieが無い環境の場合は、上記の方法で開けるようです。
トランジション周りでFCPXとiMovieでトランジションの扱い(今回のワイプ等)が異なる場合は、完全にFCPX側では再現できないので、iMovieがあれば一度iMovieで開いて渡す方がFCPX上でトランジションを置き換える手間がなくなります。